アビリタに通う小学生女児ちゃんが、
ミュージカル『ミルコとカギロイの森』
https://www.mirkokagiroi-musical.com/
2014年1月18日〜2024年1月23日
新国立劇場小劇場
主役 ミルコ役
にて出演致します。
どうぞ応援のほど宜しくお願い申し上げます。
さて、、、
ママさんたちは、一様にこう言います。
「ウチの子、レッスンは好きなのですが、練習が嫌いなのです…」
「「練習しよう!」と言うと、何かしらの理由を付けて逃げまくります…」
うんうんうん!
うた子先生からしますと、
「それは、当たり前のことです」
なのです。
お子さん自ら、、、
足りないところを見出して、
なぜ、できないかを分析して、
できるようになるために練習を重ねる、
こんなことが幼児や小学生の時期でできるのならば、、、
それは、「うーーーん、なかなか変わっているお子さんだ…」と思います![]()
大抵のお子さんは、、、
オモチャ大好き!
遊ぶの大好き!
お菓子大好き!
キラキラ光るもの大好き!
な訳です。
その、
オモチャ、遊び、お菓子、キラキラ、、、etc.
の中から、もしくは、そこから派生して出会ったものの中から、
ある日、突然、一目惚れのように惚れ込んでしまう物が出てくるのだと思います。
例えば、、、
夏休みに観に行った、
ミュージカル
にハマる!
夏休みにお友達家族と行った、
博物館で、恐竜
にハマる!
海外旅行に行った時に、
英語が話せること
にハマる!
等々。。。
着火の種は、親御さんが無理矢理当てはめるものではなく、本人が芽生えるものだと思います。
…しかし!!!!
一目惚れのようにハマったからと言って、そこから、急に
「さて、できないところを分析して、できるようにたくさん練習しよう!」
なんぞとは思わないものです。
なぜなら、、、
「“できない箇所”“覚えることが大変な箇所”こそ、地味で退屈な練習が必要で、また、反復継続を要する」
からです。
“キラキラの楽しい箇所”の練習は、言われなくても進んで頑張れますが、、、
“できない箇所”“覚えることが大変な箇所”は、目を瞑ってしまうのです。
「いつかできるようになるさっ!」
なんて楽観的に考えてしまいながら…。。。
上記の女児ちゃんの場合、、、、
一見すると、
“誰もが憧れる、スーパーガール”
のように見えますが、、、
…いえいえ、、、
「練習も!楽しい!」
と思うまでには、少し道のりがありました。
その“芽生えの時期”までの親御さんのアプローチも素晴らしいものでした。
厳しさと温かさのバランスが良く、、、ついつい熱心になりすぎてしまいそうな場面でも、俯瞰的にお子さんの様子を見極め、その時々の状態を冷静にご判断していらっしゃいました。
「スグにできるようになること」
なんて、子どもにも、大人にも、ないのです。
この女児ちゃんとうた子先生の間には、「合言葉」があります。
“ジミレン(地味練)=地味でつまらない練習。反復継続が大切な練習”
「◯◯ちゃん、うーん、派手な練習をやり過ぎちゃったかな…。。。
この箇所は、ジミレンが大切だよ!」
と言うと、、、
「あっ、そうか!」と、キラキラ派手な練習をグッと堪えて、ジミレンをコツコツ取り組んで来る。その努力が次のレッスンで実り、以前とは比べ物にならないほど上達し、一層キラキラが増す。
こうやって手に入れた技術や努力癖こそが、大きな大輪の花を咲かせるように実り始めるキッカケになるのだと思います。







